「ヤンデレ」という言葉は、「病む(やむ)」と「デレデレ」の2つの言葉を合わせた造語です。
このヤンデレという言葉が使われるのは、特にライトノベル・アニメ・コミックのキャラクター。
そしてヤンデレと似たイメージを持たれがちなのがメンヘラ。
この記事では、ヤンデレとメンヘラそれぞれの特徴と違いをわかりやすくご紹介していきます。
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ヤンデレとはわかりやすく定義すると…
ヤンデレキャラクターは、恋愛に対して非常に強い感情を抱きがち。
そしてその恋愛感情が時として過剰になり、相手に対して過度の執着や依存を示す、いわゆる愛が重い状態となりやすいのです。
ヤンデレの特徴とは
ヤンデレには、主に下記の3つの特徴があります。
愛情表現が強め
ヤンデレは、恋人に対してとても強い愛情を持ちます。
その愛情が行き過ぎて、一般人には理解しがたい表現になることもしばしばです。
依存心が強め
ヤンデレは、恋人に対して依存的であることが多く、恋人が自分以外と仲良くすることに激しく嫉妬することが多く、束縛がきついことが多いです。
精神的に不安定
ヤンデレは、本人自身の感情の波をセーブすることが難しいという特徴もあります。
恋をして幸せなときもありますが、少しでもその恋に不安を感じると精神的に病んでしまうこともあります。
ヤンデレのタイプとは
ヤンデレにもいくつかのタイプがあります。
依存型タイプ
恋人に対しての依存度が高いタイプで、恋人以外に関心が向かず、いつも一緒にいたがる傾向が強いです。
独占型タイプ
このタイプのヤンデレは、自分の恋人を独り占めしたいという思いが強いです。
そのため恋人が、他の誰かと交流することに抵抗感を持つことが多いです。
妄想型タイプ
このヤンデレは、恋人に対して現実とは違った幻想を抱きがちです。
恋人いるにもかかわらず、その関係が本当のものではないような錯覚を持ち、非現実的な期待を持ってしまうことがあります。
ヤンデレの行動パターンとは
ヤンデレにありがちな行動パターンを主に3つあげてみます。
こまめな連絡
ヤンデレは恋人が何をしているのかが気になって、頻繁に連絡しがちです。
嫉妬心が強い
ヤンデレは嫉妬心が強いため、恋人の交友関係が気になるあまり、相手を問い詰めてしまいがちになります。
愛情表現が過剰気味
愛情が強すぎるあまり、相手の気持ちを考えずに突っ走ってしまい、一方的に押し付けてしまうようなことがおこりがちです。
ヤンデレとメンヘラの違いとは?
「ヤンデレ」と「メンヘラ」は、似たイメージを持たれがちですが、実はまったく違います。
それぞれについて特性を比較してみますね。
ヤンデレの特性とは
ヤンデレは、恋愛対象に対して過剰な愛情を抱き、そのことで精神が不安定になる状態です。
主な特徴は以下の3つです。
- 執着心が強い: 恋人への独占欲が強く、恋人の行動をいつも把握していたと考える。
- 嫉妬深い: 恋人へ向けられる感情、また恋人が他社へ向ける感情に対して過剰に反応して嫉妬する。
- 執拗な愛情表現:いろいろな方法で連絡を頻繁に取り、連絡が取れないと無視されたのではないか?と不安に感じる。
メンヘラの特性とは
メンヘラは、本人自身のメンタルヘルスに問題を抱えている人々です。
感情の中心はあくまでも自分自身で、他者に関心はあっても自分自身の感情が満たされなと不安定になります。
主な特徴は以下の3つです。
- 自己中心的な依存: 他者の関心をひくために、しばしば相手に過剰な負担をかける。
- 激しい感情の起伏: 何かのきっかけで感情変化が起こると、コントロールが難しくなってしまうことがある。
- 自傷行為の可能性: 愛情不足を感じると自分で自分を傷つける可能性がある。
ヤンデレとメンヘラに違いまとめ
似たイメージを持たれがちなヤンデレとメンヘラですが、上記で述べたようにこれら2つは根本的に違うものです。
ヤンデレが相手への愛情が過剰なことから精神的に不安定になるのに対して、メンヘラは本人自身の感情不安定から他者に対して過剰に依存します。
言い方をかえると、ヤンデレの中心は恋人でその相手に依存、メンヘラの中心はあくまでも自己で自己感情優先のために他者に依存、といえます。
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私を好きすぎる勇者様を利用して、今世こそ長生きするつもりだったのに(多分、また失敗した)
かなりヤンデレ度高めな本作品は、たくさんのコミカライズ作品を書いている琴子先生原作。
コミカライズ担当:くまのみ鮭(くまのみけい)先生の美麗な絵が、ヒーロー:ラルフのヤンデレさをやばいくらいに描写!
特に3巻の表紙のラルフはやばさMAXです☆
婚約者に側妃として利用されるくらいなら魔術師様の褒賞となります
褒賞にしてもらうために頑張る伯爵令嬢:アメリアの天然さが面白い可愛く、すっかりアメリアのことを好きになってしまった魔術師ロワールの重い愛が素敵です。
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