『本好きの下剋上』は、[小説家になろう]発のハイファンタジー・ライトノベル。
2013年9月から連載が始まり、2017年3月に完結。
小説書籍化・コミカライズ・アニメ化されている人気作品です。
まずは、あらすじを簡単に紹介しますね。
~あらすじ~
日本で生まれ育った麗乃(うらの)は、就職も決まって大学卒業間近だったある日、地震で落ちてきた大量の本に押しつぶされて絶命。
次に気がついた時は、よくわからない場所で[マイン]と呼ばれる、虚弱体質な幼い女の子になっていた。
混乱しつつも「本があれば気持ちが落ち着く」と粗末な家の中を探したものの、本どころか文字が書いてあるものも見つけられず、ショックを受けるマイン。
少しずつ今いる世界のことを知っていく過程で、文字・数字はあるものの、本は上流階級だけの特別なものであることを知る。
「それならば自分で紙から本を作ればいい!」とマインは決意。
同い年の幼馴染の少年:ルッツ、商人:ベンノの協力で植物紙の開発を成功させる。
虚弱体質なうえ、身食いという病気であるマインは、一度は死を覚悟したものの、身食い=魔力があることでエーレンフェストの神殿で青色巫女見習いとなれることに。
エーレンフェストは、マインの住んでいる領地の名前です。
神殿で身食いをコントロールしながら生きられることになったマイン。
ただ神殿は貴族上位の身分社会で、平民で青色巫女見習いとなったマインは敵視される存在。
そのマインを庇護下に置いたのが、神官長:フェルディナンド。
実力主義のフェルディナンドは、マインの能力・知識を評価し、貴族社会に疎いマインを導いていく。
植物紙や印刷の開発、知的玩具や効率的な学習方法など、次々と革新的な技術を提案して形にしていくマイン。
そのスゴさを手に入れようとする貴族から狙われ、マイン本人だけでなく家族にも危険が及ぶことから、エーレンフェスト領主の養女となることに。
ローゼマインと改名し、上級貴族としての生活がスタート。
しかし悪辣な手段で毒薬を飲まされローゼマインは瀕死の状態になるが、フェルディナンドの治療により一命を取り留める。
2年間の治療を経て、貴族の学校である貴族院へ進学。
貴族院に通わないと、貴族として認められいルールになっているのだそうです。
急に実力をつけたエーレンフェストに対して大きな注目が集まるようになり、ローゼマインの優秀さも目立つことに。
その後、王族や他領の陰謀によりエーレンフェスト・フェルディナンドが窮地に陥るも、ローゼマインが対抗策を講じて打倒。
その戦いの中で、ローゼマインは意図しなかった状態になるものの、フェルディナンドと共にユルゲンシュミット(国家)を建て直していく。
以上があらすじになります。
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『本好きの下剋上』は面白い?つまらない?
私個人の感想は、ズバリ面白い!です。
豊かな日本で暮らしていた大学生が、いきなり中世ヨーロッパのような異世界に、虚弱体質な5歳の幼女として転生。
いったいどうやって生きていくんだろう?と、導入部分から引き込まれました。
本に対するマインの熱意、前世での知識を活かしての様々な発明、家族と絆を深め合っていく過程など、細やかに描写されています。
口コミ感想の中には「イライラする」「マインが自己中心的」「マイン嫌い」など、ネガティブなものも見受けられます。
が!
逆にそんなアンチ的な感想を抱きつつも、読み進めてしまう魅力があるということでもあるのかと。
アニメ化もされており、すでにシーズン3まで放映済み。
さらに次のシーズンの製作も決定しているほどの人気作品です。
シーズン4は、第三部[領主の養女]がアニメ化されることになっています。
『本好きの下剋上』の書籍化小説版・最新刊は?
書籍化小説版の本編・最新刊は、2023年12月に刊行された第五部「女神の化身XII」で、本編・最終巻(第33巻)になります。
そして本編完結後の番外編『ハンネローレの貴族院五年生』書籍化小説版・第1巻が、2024年8月10日に刊行されました。
本編完結後の少し先のお話で、ダンケルフェルガーの領主候補生:ハンネローレの視点で、貴族院五年生の生活が描かれています。
ローゼマインやフェルディナンドのその後の話も、エピソードにしっかり入っていますよ。
『本好きの下剋上』コミック版の最新刊は?
『本好きの下剋上』コミック版は、第一部は完結し、第二部~第四部までは並行して連載、第五部はまだコミカライズ化されていません(2024年8月現在)。
第一部は全7巻で、2018年8月に完結済み。
第二部は、第11巻が2024年7月16日に刊行され、内容は第二部の終盤となっています。
第二部コミカライズは、おそらく次巻の第12巻で完結するかと思います。
第三部は、最新刊「領地に本を広げよう!8」が、2024年8月17日に刊行。
原作と照らし合わせると、あと3~4巻は刊行されるのではないかと思われます。
第四部は、最新刊「貴族院の図書館を救いたい!8」が、2024年5月15日に刊行。
第四部は原作が183話とボリュームが多いため、まだまだ続巻があるはず。
完結済みの第一部が、77話分でコミカライズ全7巻であることを考えると、第四部は全18巻前後になるのではないかと思われます。
『本好きの下剋上』漫画・第5部はいつから?
2024年8月現在、『本好きの下剋上』第五部のコミカライズについては、公式特設サイトや原作者:香月美夜先生のX(旧:Twitter)などをチェックしても発表がありません。
第五部は『本好きの下剋上』の中で、217話分あって最も長いです。
第一部・第二部を担当されている鈴華先生が、第二部連載が終了次第、第五部のコミカライズを担当なさるのでは?と、個人的には予想(期待)しています。
しかし第一部・77話分が約3年強かかって完結したことを考えると、第五部は話数が約3倍あるので、第五部が完結するには約10年の年月が必要であろうということになります。
ほぼ原作に忠実に、なおかつわかりやすくコミカライズされている『本好きの下剋上』。
特に第五部は、登場人物(神様含む)がたくさん出てくるので、漫画のほうがより読みやすく感じられそうでコミカライズが楽しみです。
『本好きの下剋上』アニメ・4期[領主の養女]はいつから?
『本好きの下剋上』第三部[領主の養女]のアニメ化決定が、2023年12月に報じられました。
ただ2024年8月現在、そのテレビ放送がいつから始まるか?は続報がありません。
2025年冬アニメにも挙がっていないので、早くても2025年春アニメ以降になると思われます。
『本好きの下剋上』のアニメはひどい?
本好きの下剋上』のアニメがひどいと思うかは、個人差があると思います。
私自身は、視聴してみてビックリしたというのが本音です。
どうビックリしたかというと、アニメの冒頭にいきなり第二部中盤の[夢の世界]のエピソードが入れられていたことが一番。
さらにアニメ中に、デフォルメされたマインがたびたび出てきたことが二番。
漫画の中でも、マインのデフォ顔はたびたびあるのだけれど、アニメではかなり強調されているというか。
小説・漫画とは、違うテイストを感じます。
そのようなことから[アニメはひどい]と評価する人もいるのかと。
ただ書籍の口コミを見ると「アニメを見て漫画を読みたいと思った」という感想もあって、『本好きの下剋上』の読者を広げる役目も果たしている様子。
何よりシーズン4までアニメ化が決定しているということは、アニメ版のファンも多いという証拠です。
テレビメディアの力は大きいので、やはりアニメ化されるのは『本好きの下剋上』を読む人が増えるという点で、とても大きな役割を果たしていると言えるでしょう。
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『本好きの下剋上』に恋愛要素はある?
第一部~第三部までは、目立った恋愛エピソードはありません。
第四部では、貴族院で王子が婚約者候補に伝わっていない想いを、ローゼマインが繋ぐエピソードがあります。
ローゼマイン自身に、そのような話が実際に出るのは第五部になってからです。
ただ第一部の最後で、マインと家族の絆に対して神官長:フェルディナンドがかけた言葉に[マインに対して、フェルディナンドが他者とは違う感情を向けた]ことを、私は読んでいて感じました。
さらに第二部の[夢の世界]では、マインとフェルディナンドはいずれ結ばれるのではないか?と予感。
フェルディナンドはマインを庇護している立場ですが、マインに助けられている部分も多いです。
何だかんだでお互いに信頼しあっているのが、いろいろなシーン・エピソードで描かれています。
二人が結ばれるのは、もはや必然という印象。
マインの家族も含めての大団円が、第五部のコミカライズで描かれるのが楽しみです。
『本好きの下剋上』はどこで読める?お得なのは?
『本好きの下剋上』はいろいろな電子書籍サイトで読めますが、2024年8月現在でイチバンお得なのはAmazonの【Kindle Unlimited】読み放題メンバーに登録して読むことでしょう。
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