リンデンは、『外科医エリーゼ』の準主人公に位置するキャラクター。
その性格とプロフィール、彼の能力と強さについてまとめました。
紹介するにあたり、ネタバレ的になってしまう部分もあるので「予備知識無くまっさらな気持ちで読みたい!」という方は、読み進めないでくださいね。
リンデンの性格は?
リンデンの性格に関するポイントを主に3つ挙げてみます。
・文武両道の努力家
・愛情表現がヘタ
1つ目は、過去の悲劇が性格に及ぼした影響と有事にはブリチア帝国軍の総司令官であり皇太子という立場上から、そのようになっていると思われます。
実際には部下のこともよく考えているし、情深く優しい心根の性格であることが、ストーリーの端々でわかります。
2つ目は、国の政務に関する知識のほか、剣術や魔法などさまざまな分野で秀でていることからわかります。
母と姉を失った血塔の悲劇の復讐をするために、力をつける必要があるからという理由で努力を続けている面もあるのかも。
3つ目は、無愛想なほどの冷静さが原因で、エリーゼのことを想っているのがなかなか伝わらず、読んでいるともどかしい!
でも逆に少しずつお互いを理解していくことで、より深い愛情をリンデン・エリーゼそれぞれが感じることができたともいえます。
以上のように、何しろ不器用なリンデンですが、戦場で生死をともにする部下たちからは厚く信頼されていることからも、その人物像がわかります。
エリーゼのための行動は愛情深く、押し付けがましくない包むようなかんじ。
もどかしいけど応援したくなる?キャラクターです。
リンデンのプロフィール
リンデンの性格以外のプロフィールについてまとめました。
フルネーム | リンデン・ド・ロマノフ |
ニックネーム | 空帝 |
背景・立場 | ロマノフ皇室の第二皇子 |
生年月日 | 不明 |
リンデンという名前は菩提樹(ぼだいじゅ)という意味で、ドイツ語読み。
英語ならライム、フランス語ならティエール。
お釈迦様が悟りをひらいたと言われているインドボダイジュとは違って、リンデンはセイヨウボダイジュという別の品種なのだそうですよ。
下記はセイヨウボダイジュの花。
セイヨウボダイジュの花は、フランスでハーブティーとして用いられとのことです。
リンデンの能力と強さ
剣術を始めとした武芸のほか、戦争では優れた戦術家。
2年前のアンジェリー戦争では英雄と言われるほどの功績を持つ。
ロマノフ家に伝わる超常能力で、変身・空間飛行・視覚遮断(相手の目を一時的に見えなくする)・意識追放(相手の意識を失わせる)・障壁透過(壁をくぐり抜ける)のほか、相手を攻撃する空間断裂など無属性で幅広く使える。
ただ能力が強いぶん副作用もあって、エリーゼを敵から救うエピソードでは超常能力の使いすぎによって吐血するシーンも。
政務能力も高く、体調不良の父皇帝:ミンチェスト・ド・ロマノフにかわって多くの執務もこなしている。
リンデンの魅力は?
冷静で喜怒哀楽をあまり表さないのに、エリーゼのこととなると表には出さないものの、実は気持ちが揺さぶられっぱなしなところがギャップがあって魅力的。
エリーゼを強く想っていながらも、一方的に想いを押し付けるのではないのも素敵♪
人の話をちゃんと聞いて、優れた知見は積極的に取り入れる懐の深さも!
まだエリーゼのことを良く思っていない時、皇帝ミンチェスターからクリミア遠征についての意見を求められて答えたエリーゼの話も無下にすることはありませんでした。
冷静なのに柔軟、無愛想に見えて思いやりがあるのがリンデンの魅力。
前世で火あぶりの刑にされたエリーゼは3度目の人生でリンデンを警戒していたものの、一緒に困難を乗り越えていくうちにリンデンに惹かれていくように。
このようなリンデンに火あぶりの刑にされてしまったエリーゼの1度目の人生は、いったいどれほどヒドイことをしたのだろう?!と思ってしまう…。
冷たく見えるのに温かい心を持っている、静かなるヒーローというかんじです!
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