『悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~』に恋愛要素なんてあるの?!と思われるかもしれませんが、しっかりあります!
もちろんその対象は主人公:ユミエラとパトリック。
本人たちも気づかないうちに、お互いを少しずつ好きになっていくジレジレした感じにキュンとしちゃいます♪
漫画版で二人の恋が少しずつ進展していくエピソードをまとめてみました♪
エレノーラがユミエラに付きまとっているのも、あくまでも友達?として仲良くしたいだけです
二人の出会いは?
出会いといえば入学式!が定番ですが、実は入学式でユミエラとパトリックは直接顔を合わせていません。
パトリックが一方的にユミエラの存在に気づいていただけ。
入学式ではユミエラの隣にパトリックが座っています
というのも王立学園の入学式で、ユミエラは黒髪であることから注目を集めまくっていたんです。
パトリックはこのとき[黒髪のために悪く思われてかわいそう]と、ユミエラのことを思っていたそう。
さらにユミエラは入学式でのレベル測定で99を出してしまったこともあり、注目度は悪い意味でマックスに!
それでも堂々としているユミエラに、憧れを尊敬の念を抱いたとパトリックが話すシーンがのちのち出てきます。
ユミエラが気になるパトリック
入学式のレベル測定で99を出したユミエラですが、学園関係者からも生徒たちからも不正をした結果だと思われていました。
でもユミエラの魔力レベルが半端ではないことが、王立学園での授業中に判明。
そのことで王城へ呼び出され、その場でレベル99であることを国王陛下から認定されます。
翌日からの学園生活では、ユミエラの強力な力を狙って、貴族令息たちが次々とユミエラに取り入ろうと接近。
実はこの様子を影からパトリックが見守っていました。(漫画・単話版第8話)
ちょっとパトリックはストーカーちっくでしたよ(笑)
その後、野良猫に声をかけて逃げられてしまったユミエラとパトリックが初顔合わせ。
この時点でユミエラはクラスメイトという認識しかなく、パトリックの名前はわからず。
ネコに逃げられしまったことについて、パトリックと少し会話をしてユミエラは次の用事のために立ち去ります。
これが二人の最初の接触シーンです。
パトユミが野外演習でタッグ
漫画・単話版第10話で、王立学園の野外演習で運営側を任されたユミエラ。
でも効率の悪い練習方法だと思っていると、パトリックも同感とのこと。
ここでパトリック・アッシュバトンという名前を知って、パトリックとユミエラが絡んでいくことになります。
11話の魔物狩り野外演習の最後で、突然現れた魔物の前に飛び出したパトリック。
なぜ自分の前に出たのか?とパトリックに問いたら、ユミエラが危ないと思って守ろうとしたというパトリックの返事。
もっと自分を大事にするようにとユミエラに言い聞かせるパトリックに、ユミエラは自分のことを本当に心配してくれていると感じます。
そんなパトリックにお礼を言うユミエラ。
こんな誰かが守ってくれようとするなんてことは初めての経験で、ユミエラは気恥ずかしく思うのです。
ここがユミエラがパトリックを意識し始める最初です♪
剣術の授業でペアを組む二人
漫画・単話版第12話は、野外演習授業が終わったあとのお話。
教室でもパトリックがユミエラに声をかけてくれるようになって、それまでのまるっきりぼっちからクラスで過ごす日常が少しかわったユミエラ。
剣術の実技授業でぼっちのユミエラに、パトリックがペアを組もうと声をかけたことで、二人に友情が育っていきます。
パトリックが、子供の頃は黒っぽい髪が嫌だったこと、ユミエラが闇魔法を使えることを隠さないこと、上級生に何を言われても動じずにかわせること、などをユミエラにすごいと伝えます。
ユミエラはパトリックに灰色の髪を素敵だと言い、パトリックはユミエラの黒髪がキレイだと思うとのこと。
パトリックのフラットな性格がよくわかるシーンです。
野外演習ふたたび!
そして漫画・単話版第13話で、再び野外演習が行われます。
効率の悪い野外演習で、敬語を忘れてパトリックへ演習方法について進言してしまったユミエラ。
パトリックのほうが身分が高い辺境伯家なので、パトリックに嫌われてしまうかもしれないと思います。
そしてパトリックに嫌われてしまったら少し寂しいかもしれないと…。
クラスをまとめる力がある人望の厚いパトリックは、演習終了時にクラスメイトに囲まれて感謝されています。
それを見たユミエラは、自分との距離を感じて1人で校舎へ戻ることに。
まだユミエラ自身が気づかない、パトリックへの気持ちが感じ取れるシーンです。
エドウィンに絡まれたユミエラを援護
2度目の野外演習から戻ってきたユミエラに、アリシアが声をかけるシーンからはじまる漫画・単話版第14話。
震えながらも魔王とユミエラに言ってしまったことを謝ってきたアリシアに、ユミエラは感心します。
…が、エドウィンが[ユミエラがアリシアをいじめている]を勘違いして乱入。
ユミエラが悪いと決めつけて暴言を吐いてきます。
諦めの境地になって言い返さないユミエラの前に現れたのはパトリック。
エドウィンの前に立ちはだかり、ユミエラが野外演習でしたことは国・学園の規則には違反しておらず、演習に参加している地方貴族の生徒たちには好評なので、エドウィンは口を出さないようにと言い放つんです。
エドウィンはこれには何も言い返さずに、アリシアを連れて引き下がります。
このあとユミエラはパトリックにお礼を言うのだけれど、その時のユミエラのほのかな笑顔にハッとするパトリック。
無意識にパトリック(だけに)笑顔を向けるユミエラと、その笑顔にハッとするパトリック。
もう恋の入口ってかんじですよね♪
夏季休暇中の出来事
漫画・単話版第15話。
夏季休暇に実家へ帰ることなく学園居残り組の二人は、剣術の手合わせをしながら毎日穏やかに過ごしています。
ある日、王城へ行っていたパトリックが王妃陛下からの預かりものだと、スイーツをユミエラに手渡してくれました。
そこでユミエラが、メイドのリタに美味しい紅茶を淹れてもらって、自分の部屋で一緒に食べようとパトリックを誘うんです。
ところがパトリックは、淑女の部屋に異性を簡単に誘ってはいけない!と激怒。
このあたりパトリックはすでにかなりユミエラを好きになっているんだろうなぁという感じがします。
結局、そのスイーツは学園の食堂で食べることに。
無表情ながらも美味しそうに食べるユミエラに、ほんわかするパトリック。
基本は無表情のユミエラの喜怒哀楽を察知できるところが、パトリックのユミエラへの感情はちょっと特別なんだな~ってわかります。
武術大会の魔法部門にて
漫画・単話版第17話。
前話に引き続き、武術大会のお話。
スタジアムでユミエラが魔法を披露する際、なぜか観客席の最上部で見守るパトリック。
パトリックを見つけたユミエラが微笑んだら、なぜかパトリックは柱の後ろに隠れます。照れ隠し?
ストーリー中は武術大会の内容で恋愛要素はないのですが、第17話にはおまけが!
それはパトリックが見た夢で、ユミエラが豊かな表情でパトリックに接してくるというもの。
パトリックったらそんな夢を見ちゃうなんて、どんだけユミエラのことが好きなの?!というかんじです。
まさかの知り合い
前話でアリシアに嫌がらせをしていた人物を突き止めて、もうしないように対策したユミエラ。
そのことをパトリックに話した際、ユミエラのことを心配したパトリックに[たまに話ができる知り合いがいれば十分]と話します。
ユミエラから[知り合い]と言われてしまったことにショックを受けるパトリック。
でも知り合いと言いながら、ユミエラはパトリックがいるならこの国に居続けてもいいと実は思うようになっているんです。
でもユミエラ自身は、レベル99という強さ・忌み嫌われる黒髪・友人のいない自分など、いろいろなことが絡んでパトリックへの気持ちに向き合えないだけかと。
自分の気持ちに向き合わないからパトリックへの気持ちにも気づかないし、どこかで気づいちゃいけないと思ってセーブしてしまうという感じなのかな。
といっても、自分の気持ちがわかっていないのはパトリックもまだ同じこと。
ちなみに漫画・単話版第20話での話です。
ついにパトリックが自覚!
漫画・単話版第21話は、王立学園学年末パーティーのお話。
当初は参加するつもりがなかったユミエラでしたが、王妃陛下がドレスをプレゼントしてくれたこともあって、そのドレスを来てパーティーへ。
まだ当人同士は自分の気持ちに気がついていないのですが、パーティーの冒頭でエレノーラが二人の邪魔をしてはいけない!と離れます。
第22話では、ようやくユミエラへの気持ちを自覚したパトリックが、その気持をユミエラに伝えようとするのですがうまくいかず。
二人で楽しくダンスを踊ったものの、続けて踊ろうとすると邪魔モノがユミエラへダンスの申込みをしてきます。
ユミエラは例の断り文句[自分より強い人が好きなので]とダンスを拒絶。
そばにいてこれを見聞きしていたパトリックは、強くなることを決意するのでした。
パトリックの自主練とリュー
漫画・単話版第23話。
1年生の春休みはダンジョンに通ってレベル上げに明け暮れるパトリック。
新学年になって始業式兼入学式に向かうと、ユミエラが卵を抱いているのを発見。
それは何か?とユミエラに質問したら[私の子]と言うので、慌てて[誰との?!]と尋ねてしまいます(笑)
春休みはユミエラにことごとく誘いを断られてしまったこともあって、もしかしたら学校外でユミエラに好きな人が出来てしまった?!と焦ってしまったのでしょう。
ユミエラが普段はあまり冗談を言わないというのもあるのかもしれないけど、いくらなんでも人間のユミエラが卵の我が子を産むわけはないのに~!
そして次の漫画・単話版第24話では、ドラゴンの卵が孵化するのをパトリックと見守りたいと、ユミエラの自室に誘われて卵の孵化を見守る二人。
パトリックと分かち合いたいと思うユミエラがカワイイ♪
ついにパトリックがその想いを!
漫画・単話版第26話。
思っていることを同時に言うことにしたユミエラとパトリック。
パトリックはユミエラへの想いを伝えようとしたけど、ユミエラからは[リューに乗って空を飛びたい!]というまったく違う言葉が…。
その後リューの背中から落ちたユミエラが学園内敷地に着地。
無事に着地できているんだけど、ユミエラを心配するパトリックはパニックになって、ユミエラをお姫様抱っこしながら学園中をかけまわることに。
お姫様抱っこを振りほどこうとすれば出来るけど、それではパトリックを怪我させてしまうからと抱っこ状態のユミエラ。
レベル99の最強女子とわかっていながら、着地でユミエラが怪我をしたと心配してしまうパトリック。
愛だな~☆
ついにユミエラも自覚!
漫画・単話版32話。
リューにつける鞍が出来上がったとのことで、街へ出向いたユミエラ。
隣国の諜報員が接触してきて話を聞いた際に、なぜバルシャイン王国に居続けるのか?を質問されます。
その場では魔王を倒すためと答えるけれど、本当の理由はパトリックがいるからで、そう思う自分はパトリックのことを好きなのだとユミエラは自覚するんです。
とはいってもユミエラはレベル99。
そのユミエラを軍事力として利用したいと思っている国や組織が、パトリックがユミエラの大事な人だとわかれば、彼を人質にする可能性もあります。
そんな心配からユミエラはパトリックへの想いを[単なる親愛の情]と思い込むようにするのですが、気持ちに蓋をするのは簡単ではないようで…。
まとめ
以上が2024年3月現在、漫画版で発売されている範囲のパトユミの恋愛模様です。
あまりネタバレにならないようにまとめました。
実際の漫画版では、公爵令嬢エレノーラがユミエラにつきまとうようになったアレコレや、リュー絡みのエピソードもあってとても面白い内容になっています。
なんといっても小説とは違って、キャラの多彩な表情やストーリーの間合いが楽しめるのが漫画版のよいところ♪
まだ漫画版を読んでいないなら、お得なDMMブックスでまずはお試し読みしてみてくださいね。
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