聖女様の逆ハーレムからあぶれた騎士』ネタバレ&感想♪一途すぎるアルが最高!聖女の正体も紹介

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『聖女様の逆ハーレムからあぶれた騎士様に熱烈に求愛されている件』は、家族にいいように使われてきた令嬢・ラシェルと、聖女の逆ハーレムからあぶれた英雄・アルフレッドのラブコメ漫画です。

とにかく面白いのが、アルの「ラシェル一筋!」な猛烈アプローチ!

最初は戸惑っていたラシェルが、少しずつアルに惹かれていく姿も可愛いんですよ♪

今回は、2026年4月16日に第3巻が発売された本作について、第3巻まで読んだ感想を交えながらネタバレありで紹介します。

※この記事にはコミックス第3巻までのネタバレが含まれます。

『聖女様の逆ハーレムからあぶれた騎士』はどんな漫画?

正式タイトルは、『聖女様の逆ハーレムからあぶれた騎士様に熱烈に求愛されている件』です。

原作はクレイン先生、コミカライズを担当しているのは七月タミカ先生。

本作は小説を漫画化した作品ではなく、クレイン先生が漫画のために原作を書き下ろしている作品です。

そのため、「小説家になろう」などで先の展開を原作小説から読むことはできません。

2026年4月16日にはコミックス第3巻が発売されました。

タイトルだけを見ると「聖女がイケメンを囲って逆ハーレムを作り、そこからあぶれた騎士とヒロインがくっつく話かな?」と思うのですが、実際に読んでみるともう少し複雑。

家族に利用されてきたヒロイン・ラシェルの再出発あり。

ラシェル一筋のアルによる猛烈な溺愛あり。

ちょっぴり「ざまぁ」要素あり。

そして、悪女にしか見えなかった聖女エリカにも意外な事情あり。

単純な溺愛漫画だけでは終わらないところも、この作品の面白さです。

『聖女様の逆ハーレムからあぶれた騎士』ネタバレあらすじ

家族のために尽くしてきたラシェルが婚約者まで妹に奪われる

主人公のラシェルは、貧しい実家を支えるためにずっと働いてきた令嬢です。

稼いだお金も家に入れ、自分よりも家族を優先。

ところが、そんなラシェルを待っていたのはあまりにもひどい仕打ちでした。

なんと婚約者が、ラシェルの妹と浮気。しかも家族まで妹の味方をしてしまいます。

「私は今まで何のために頑張ってきたの?」となるのも当然です。

家族のために我慢して働き続けてきたのに、その努力を当然のように扱われ、最後には婚約者まで妹に取られる。

長女気質で「私が頑張ればいい」と背負い込んでしまうラシェルを見ていると、序盤はかなりモヤモヤします。

そんな散々な一日を過ごしたラシェルは、酒場でやけ酒することになります。

「聖女の逆ハーレムからあぶれた」英雄アルと出会う

その酒場でラシェルが出会ったのが、世界を救った英雄のひとり・アルフレッド。

実はアルもまた、やけ酒中でした。

世界を救った聖女の周囲には、彼女を慕う男性たちによるいわゆる「逆ハーレム」ができています。

ところがアルは、その中から「あぶれて」しまった騎士。

ラシェルは婚約者を妹に取られ、アルは聖女の逆ハーレムからあぶれた。

傷心同士で意気投合したふたりは酒を飲み――。気がつけば一夜をともにしてしまいます。

そして翌朝。ラシェルは、とんでもない事実を知ることになります。

アルはなんと、童貞だったのです!!!

世界を救った英雄。強くてイケメン。それなのに、貞操観念がものすごく堅い(笑)。

結果、ラシェルは「英雄の童貞を奪ってしまった責任」を取ることになってしまいます。

いやいやいや。普通、そうなる!?

この妙なスタートが本作の面白いところです。

アルの「ラシェル一筋」が止まらない!

一夜の勢いだったのだから、そのうち冷静になるのでは?

……と思いきや。アルは全然冷静になりません(笑)。むしろラシェルへの好意は加速。

一度「ラシェル」と決めたら、とにかく一直線です。

猛烈に求愛。そして猛烈に溺愛。

ラシェルが何をしても可愛い。ラシェルのことが好きでたまらない。その「ラシェル一筋!」っぷりが清々しいほどです。

愛が重いヒーローは一歩間違えるとちょっと怖くなってしまいますが、アルの場合は不思議と嫌な感じがしません。

相手を支配したいというより「ラシェルが好き!」が全身からあふれているからでしょうか。

読んでいるこちらまで、「はいはい、アルはラシェルが大好きなのね(笑)」という気分になってきます。

この作品、アルの猛烈な求愛を眺めているだけでもかなり楽しいです♪

ラシェルが家族と決別!ちょっぴり“ざまぁ”要素も

そして個人的にスッキリしたのが、ラシェルと実家家族との関係。

これまで家族のために働き、便利な存在として扱われてきたラシェルでした、ようやく家族から離れる決心をします。

「家族なんだから我慢して当然」という関係を断ち切っていくラシェルには、思わず「それでいい!」と言いたくなりました。

派手な復讐をするタイプの「ざまぁ漫画」ではありません。

でも、自分を大切にしてくれなかった家族から離れ、自分を心から大切にしてくれるアルのもとへ向かっていく。

その変化そのものが、ちょっとした「ざまぁ」になっています。

元婚約者や家族への対応も必要以上に引きずらないので、恋愛部分を楽しみたい人にも読みやすいと思います。

アルにだんだん惹かれていくラシェルが可愛い♪

最初は圧倒的に、アル →→→→→ ラシェルという状態。

アルの愛情が大洪水なのに対して、ラシェルはかなり戸惑っています。

でも、一途に自分だけを見てくれるアルと過ごすうちに、ラシェルの気持ちも少しずつ変わっていきます。

ここが可愛いんですよ~♪最初から「私も大好き!」ではありません。むしろアルの勢いに押され気味。

それでも、一緒に過ごしてアルの人柄を知り、少しずつ大切な存在になっていく。この恋愛の進み方がいい!!!

アルが一方的に溺愛しているだけではなく、アル →→→→ ← ラシェルくらいになっていく過程をニヤニヤしながら楽しめます(笑)。

悪辣聖女かと思ったエリカには意外な事情があった

そして物語が進むと登場するのが、聖女エリカ。

アルがラシェルと婚約したことを知ったエリカは、ラシェルにアルと別れるよう求めます。

ここだけ見ると「やっぱり逆ハーレム聖女だったか!」と思いますよね。

私も最初は「人の恋人まで取る気なの?」と思いました。

ところが読み進めてみると、エリカの印象がかなり変わります。

エリカは単純に男たちをはべらせたいから逆ハーレムを作っていたわけではありません。

彼女なりに、この世界の未来を真剣に考えて行動していたことが分かってきます。

「悪辣聖女だと思っていたら、実はかなり真面目だった!」という意外性。

いわゆる「性悪な聖女をざまぁして終了」という作品ではないんですね。

ラシェルとアルの恋愛だけでなく、エリカがなぜそんな行動を取っているのかが明らかになることで、物語そのものが一段広がっていきます。

第3巻まで読んだ感想|この漫画のここが好き!

アルの愛が重い!でもなぜか嫌じゃない

この作品の一番の魅力をひとつ挙げるなら、やっぱりアルでしょう。

とにかく愛が重い(笑)。

でも、その重さが楽しい。

ラシェルを自分の都合のいいように変えたいわけでもなければ、自分の言うことを聞かせたいわけでもありません。

ただ、

「ラシェルが好き」

「ラシェルと一緒にいたい」

という気持ちがものすごく強い。

そしてラシェルが何かするたびに喜んでいるアルを見ていると、

「この人、本当にラシェルが好きなんだなあ」

と分かります。

タイトルどおり「熱烈に求愛」してくるので、グイグイくる一途なヒーローが好きな人にはかなり刺さると思います。

アルに少しずつ惹かれていくラシェルも可愛い

そしてアルだけではなく、ラシェルもいい。

家族のために頑張ることが当たり前だった彼女は、自分自身が大切にされることに慣れていません。

そんなラシェルがアルから猛烈な愛情を注がれて、最初は困惑しながらも少しずつ心を開いていきます。

この変化が自然なんですよね。

最初からアルの顔や英雄という肩書きに惚れるのではなく、

「この人は本当に私を大切にしてくれるんだ」

と知っていくことで気持ちが変わっていく。

そこがとても可愛いです。

「都合よく使われるラシェル」から「ラシェルだから選ばれる」へ

私はこの作品を読んでいて、この違いがかなり大きいと感じました。

実家にいたころのラシェルは、

「家のために働いてくれるから必要」

な存在でした。

言ってしまえば、役に立つから使われていたんですよね。

ところがアルは違います。

家のために稼げるからでもなく、何か特別な能力があるからでもなく、

「ラシェルだから好き」。

それまで「自分が頑張ればいい」と生きてきたラシェルが、初めて誰かから真正面から選ばれる。

だからこそ、アルの重いくらいの愛情がラシェルには必要だったのかもしれません。

こう考えると、単なる「イケメン英雄から溺愛されました」というだけの作品ではないんですよね。

聖女エリカを単純な悪役にしなかったのも面白い

もうひとつ好きなのがエリカの扱い。

「逆ハーレムを作る聖女」

「ヒロインからヒーローを奪おうとする女」

という情報だけなら、完全に悪役ポジションです。

ところが実際には、そう単純ではありません。

エリカはエリカなりに世界のことを考えている。

そのためにラシェルから見れば到底受け入れられない要求までしてしまうわけですが、本人にも本人なりの事情があります。

誰が正しい、誰が悪いと簡単に切り分けられない展開になってきたことで、第1巻のころとはまた違った面白さが出てきました。

単行本版は加筆・描き下ろしあり!

『聖女様の逆ハーレムからあぶれた騎士様に熱烈に求愛されている件』は分冊版でも読めますが、単行本版には追加要素があります。

そのため、分冊版で既に読んでいる人でも単行本版をチェックする価値ありです。

第1巻には描き下ろし漫画&クレイン先生の書き下ろし小説

コミックス第1巻には、七月タミカ先生による描き下ろし漫画に加えて、原作・クレイン先生による書き下ろし小説も収録されています。

ここでちょっとややこしいのですが、「本作に原作小説はない」けれど、「単行本第1巻にはクレイン先生の書き下ろし小説が収録されている」ということです。

小説版が刊行されているわけではないので、混同しないように注意してくださいね。

第2巻は単行本化にあたって大幅加筆

第2巻は、七月タミカ先生が単行本化にあたって大幅加筆。

分冊版を読んでいた人にも嬉しい仕様です。

第3巻も大幅加筆&描き下ろし漫画のおまけ付き

そして2026年4月16日に発売された第3巻も大幅加筆。

さらに七月タミカ先生の描き下ろし漫画のおまけも収録されています。

「分冊版で話は知っているから単行本はいいかな」と思っている人も、追加部分目当てで読んでみるのもありだと思います。

第2巻までKindle Unlimitedで読み放題対象

『聖女様の逆ハーレムからあぶれた騎士様に熱烈に求愛されている件』は、コミックス第2巻までKindle Unlimitedの読み放題対象になっています。

第1巻と第2巻を合わせると1,628円分なので、Kindle Unlimitedを利用している人ならかなりお得に読めます。

まずは第2巻まで一気に読んでみて、続きが気になったら第3巻を購入する、という読み方もしやすいですよ♪

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※Kindle Unlimitedの対象作品は変更されることがあります。利用時に最新の対象状況を確認してください。

『聖女様の逆ハーレムからあぶれた騎士』はこんな人におすすめ

『聖女様の逆ハーレムからあぶれた騎士様に熱烈に求愛されている件』は、

・一途なヒーローが好き
・ヒーローからグイグイ求愛される作品が好き
・溺愛ものが好き
・虐げられてきたヒロインが幸せになる話が好き
・少しだけ「ざまぁ」要素も欲しい
・単純な悪役聖女ものではない作品を読みたい

という人におすすめです。

とにかくアルの「ラシェル一筋!」っぷりが気持ちいい作品。

最初は勢いに押されていたラシェルが、少しずつアルに惹かれていくところも可愛くて、ふたりの距離が縮まるたびにニヤニヤしてしまいます♪

さらに物語が進むと、ただの悪辣聖女だと思っていたエリカの事情も明らかになり、恋愛だけではない面白さも出てきました。

第3巻まで読んで「アル、相変わらず重いなあ(笑)」と思いつつ、その一途さをますます応援したくなっています。

一途で愛が重いヒーローが好きな人は、ぜひチェックしてみてください♪

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